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コファス・バロメーター(カントリー・セクターリスク) 2024年 6月 - 波乱の前兆か
パンデミック、ロシアのウクライナ侵攻、米国の銀行危機に見舞われた過去2年であったが、2024年は幸先の良いスタートを切った。しかし、2024年第1四半期は米国の活動が鈍化し、新興国が世界経済を引率した。世界では、フランス国民議会の解散など、経済・社会・政治的リスクが残っており、これは同国と欧州の転換点となる可能性がある。 このような状況下でコファスは、 5カ国(4カ国の上方修正、1カ国の下方修正)と 26セクター(20セクターの上方修正、6セクターの下方修正)の評価を変更し、短期的な良好な見通しを反映した。